フレアバーテンダーとは【永久保存版】

フレアバーテンダーとは【永久保存版】

ごきげんよう、フレアバーテンダーのCoです。
この動画はフレアバーテンダー、フレアバーテンディングに関する事をムダなく要点を押さえて説明しています。

説明欄には話しきれなかった事や、新しい情報などを随時更新し続けていきます。


<もくじ>

00:00 フレアバーテンダーとは
01:45 一般的なフレアバーテンダーの定義
03:48 フレアバーテンディングの種類
07:42 フレアバーテンディングの起源とカクテル
10:05 歴史を作った世界の偉人たち
15:48 日本のフレアバーテンディングの歴史
20:21 未来のフレア界と見てくれてありがとう




【ジェリー・トーマス】

1848年、米西部で金鉱が発見されてゴールドラッシュが始まると、バーテンダーだけでなく、金鉱脈探しの開拓者や旅芸人のショー(歌や踊り)を取りまとめる経営者もしていた。。。という説があるが、鉱脈探しの開拓者たちにカクテルを振る舞う仕事をしていたという説もある。
https://vinepair.com/articles/flair-bartending-instagram/


一般的にはサイドカーの考案者としても知られているが、実はそうではなく、サイドカーの原型として関連がありそうなブランデークラスタを考案したという説がある。

2018年、新宿にジェリー・トーマスの本名を冠した Jeremiah Tokyo(ジェレマイア・トウキョウ)というバーがオープン。
ちなみにジェリー・トーマスの命日に合わせた12月15日にオープンしている。

ヘッドバーテンダーはマイケルこと市川寛氏。
カクテルのクオリティーやフレアバーテンディングのスキルもピカイチ。




【ヴァレーホ・ジョー】

日本に初めて来たプロのバーテンダー、ヴァレーホ・ジョーについての深掘りブログ↓

VII 横浜・カクテルことはじめ(3)明治7年横浜のブルー・ブレイザー
https://www.foodwatch.jp/tertiary_inds/lqrhistory/11853/

VII 横浜・カクテルことはじめ(4)明治7年横浜のフレア・バーテンディング
https://www.foodwatch.jp/tertiary_inds/lqrhistory/11854/

VII 横浜・カクテルことはじめ(5)ヴァレーホ・ジョーを呼んだ男
https://www.foodwatch.jp/tertiary_inds/lqrhistory/11855/

バーテンダーCATMANのブログ
http://catman.bar-nemanja.com/search/label/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E9%96%A2%E9%80%A3%E6%AD%B4%E5%8F%B2

風刺画にはCobbler と書かれているが、おそらくシェリーコブラーというカクテルという説が有力。

ジョーとジムの双子説があるが、その可能性はあまり高くない。




【ジョン・バンディー】

John Bandy(ジョンバンディー)のシグネチャーカクテル(その人の代表的なカクテル)は
【グラスゴーシャッフル】というカクテル。

レシピ

スコッチウイスキー 45ml
トリプル・セック 15ml
スイート&サワーミックス 60ml
7UP 適量

7UP以外の材料をシェイカーに入れて、ワーキング・ミックス後、7UPでアップする。




【映画カクテル】

トム・クルーズが主演した映画『カクテル』は国際的に2億ドル近くの収益を上げた。

ただ、ゴールデンラズベリー賞(アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するもので、ラジー賞(Razzies)とも呼ばれている)を受賞し、トム・クルーズ本人も自身の出演した映画の中でワースト4に入ると語っていた。


トムクルーズの映画【カクテル】を バーテンダーがレビュー
https://youtu.be/dkfXeNKuVsw


映画公開から約30年後の2016年にテレビ番組の企画でトム・クルーズが当時のサントラに乗せてフレアを披露(6分2秒あたりから)
Tom Cruise Acts Out His Film Career w/ James Corden
https://youtu.be/ytEgqN-BdKA




【フレアボトルの考案】

強化プラスチックでできた練習用のボトル。
開発はカナダで、考案者はカナダのフレアバーテンダー Dean Serneals氏。
販売はFlaircoが始めた。

柔らかいフレアボトルのFLY BOTTLEの考案は、フランスのLaurent Greco氏(パリスフレアのオーガナイザーでバーアカデミーパリスのボス)

日本では『バーツール・ナランハ』で取扱いがある。
http://www.naranja.co.jp/bar/web-categories/325




【FBA】

世界最古のアメリカを中心としたフレアバーテンダーの団体。
1997年、世界中にいるフレアバーテンダーを繋ぐため、アメリカのフレアバーテンダー Toby Ellis氏と Alan Mays氏がフレアバーテンディングの発展を目指して団体旗揚げを呼びかけた。

これに名だたるフレアバーテンダー、アメリカの Jim Allison、Ken Hall、Ian Duncan、Steve Dorsey、カナダの Dean Serneals、オランダの Philip Duff、ドイツの Robin Weiss、イタリアの Fabio Millani、イギリスの Stefan Notteboom、メキシコの Luis Herrera、アルゼンチンの Ati Grinspan、オーストラリアの Jason Jelicichら30名が呼応し、設立。

その後、世界各国の大会やイベントを行うために国ごとに代表を設け、世界のフレア組織になる。

日本では2002年度より北條智之氏、石川廣幸氏が代表を務める。

『Service First, Flair Second, Competition Always』
1にサービス、2にフレア、そしていつでも競技会。というキャッチフレーズ通り、世界中で大会が行われ、2005年には会員が1万人を超える組織に成長。




【WFA】

時代の流れとともにFBAの拝金、アメリカ人ファースト主義の思想に不満を持った人たちが脱退する形で2007年末に設立されたイギリス中心のフレア団体。

WFAのはじめは、創設者、ディレクター、グローバルアンバサダーの6名で組織されスタート。

▼創設者
Andy Collinson(イギリス)
Tug van den Bergh(南アフリカ)
Fabio Milani(イタリア)

当初、フレア界の王者 Christian Delpech(クリスチャン・デルペシュ氏)も含め4人だったが、1週間ほどで降りたので創設者としては数えられない。


▼ディレクター
北條智之(日本)
Grzegorz Zieba(ポーランド)


▼グローバルアンバサダー
Tom Dyer(イギリス)
https://youtu.be/FwFlGFTyEDc


2008年2月からディレクターが国々のアンバサダーを選任。
世界のアンバサダーを統括するのがグローバル・アンバサダー。
トムは世界各国のアンバサダーのまとめ役とグレーディングテストを担当していた。

日本の協会はFBAから完全に脱退はせず、石川氏を代表に置き、WFAに協力はするが独自の路線でやらせてもらうという条件で友好関係を結び、徐々に軸をWFAに移していくことになる。

2021年現在、FBAの勢いはなくなり、WFAが世界のスタンダードになっている。




【日本ならではの文化】

フレアバーテンダーにはニックネームがある。
これを『フレアネーム』という

基本的には本人が考えて付けるが、友人や先輩などに付けてもらうこともある。

例)

馬渕 孝太郎(本名)
Co(フレアネーム)




【日本初のフレアの大会】

2000年の【FBNフレアチャレンジ】
非公式だと1999年の【マルソウカップ】

FBNフレアチャレンジは横浜のライブハウス『ヨコハマセブン』で行われた。




【日本のフレアスタイル】

日本よりフレアが盛んだった韓国の影響が大きかった。
日本の第一人者たちが韓国に技術を習得しに行くこともあった。

1997年から2000年は、パク・ジェー・ウー(カス)さんが考案したキャップ付きプラスチックポアラーが流行り、韓国流のフレアは液体コントロールを無視したフレアスタイルが流行。

2000年のFBN設立後は、FBAがスピルストップを推奨していた事もあり、日本でもスピルストップ社製のポアラーを使うようになる(現在でも世界のスタンダード)




【フレアバーテンダーチーム】

▼UPT-RIPS(アップティーリップス)
日本初のフレアバーテンダーチーム
メンバーはシン、マサヤ、ミツ、ゼン、ユーキ、モロ

実力、スター性などすべてにおいてレジェンド級
日本のフレア界の第二世代的なポジションで、技術の大幅な底上げとフレアバーテンダーをアイドル化させた。

ゼン、マサヤ、ミツのお三方は以前動画に出てくれたよ。

結婚式の披露宴の余興で新郎が一流フレアバーテンダーとサプライズカクテルショー
https://youtu.be/XlWObUYp80o


のちにメンバーが入れ替わりUPT-RIPS→UPT(アップティー)に名前を変える。


▼バンダナクラウンハット団
UPTから脱退したシンが結成。

初期メンバーはシン、カツ、ゴリチョ、クエルボ

カツが脱退し、マイケル、続いてコーが加入。


全員フレアがイケイケで、ボク以外は悪そうなメンバーばかりだったので
当時はUPTがフレア界のジャニーズ、バンダナクラウンハット団がフレア界のEXILEと言われていたらしい(フレアファン調べ)

シン、ゴリチョのお二方は以前フレアリレーの動画で一緒に出ていて、ボクがいい感じで引き立たせ役に徹しているので、そのあたりも踏まえて動画を楽しんでいただければなと。

激レアメンツでフレアリレー
https://youtu.be/8sYZrpO4CU0


▼前田兄弟
兄、前田知憲氏(トモクン)と弟、武頼(タケ)の兄弟コンビで、弟子やMCなどで組織化されたチーム。
端正なルックスと確かな実力でフレア界を大きく盛り上げた。






<Special Thanks>

北條智之
石川廣幸
久保田琢磨
江田毅寿
滝藤育伸
渡辺高弘
茂呂俊文
羽田善行
矢吹昌也
金城光浩
安部志宣
江頭雅之
市川寛
後藤啓介
河田智也
岡沼弘泰
山本圭介
有吉徹
坪井吉文 @ジャパンバーテンダースクール・ジャパンカフェスクール

-順不同-





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